
第3作目の映画には、メル・ギブソンとハリソン・フォードがゲスト出演します!
壮大な銃撃戦や爆発シーンから、より緻密な戦略とチームワークを必要とするスパイアクションに舞台を移します。
若手俳優たちもシルヴェスター・スタローンをリーダーとしたチームで活躍しますので、彼らの活躍にも注目が集まります。
「エクスペンダブルズ3」の伏線・考察・見どころについて解説します。
今回紹介するのは下記の「4つ」。
- スパイミッションも加わった~
- 豪華・大物ゲストが2人!
- 戦うプロ!ロンダ・ラウジー
- スペインの熱い男!アントニオ・バンデラス
①スパイミッションも加わった~
『エクスペンダブルズ』シリーズは、いつもオープニングから目が離せないものですが、3作目ではなんと列車上での戦闘から始まります!スリルあふれる走行中の列車の上での戦いや、建物が爆発するシーンは見応えがありました。
中盤はバーニーと若いチームの『ミッション:インポッシブル』風のハイテクな戦闘が特徴です。ドローンで上空から監視しながら、建物内のロックを自在に操って逃げる敵を追い詰め、銃が折れて90度に曲がることで暗殺をスムーズに行うなど、これまでにないスマートな戦略が斬新で素晴らしかったです。
ラストの戦いはヘリコプターや戦車、バイクなどが登場する壮絶な集団戦で、シリアスな戦闘の中でもガルゴがルナを口説くシーンがあったり、クリスマスやドクたちが繰り広げる格闘戦から続く、バーニー対ストーンバンクスのギリギリの戦いには、いつも胸が高鳴ります。総合的に、様々な戦闘が見られてとても楽しかったです。
②豪華・大物ゲストが2人!
メル・ギブソンは「リーサル・ウェポン」シリーズでの演技が有名で、最近では2017年の「ブラッド・ファーザー」に出演しました。また、監督業もこなし、1995年の「ブレイブハート」ではアカデミー賞を受賞しています。
一方、ハリソン・フォードは1977年の「スター・ウォーズ」から2015年の「スター・ウォーズ フォースの覚醒」にて、ハン・ソロ役で有名です。彼らはゲスト出演者としては十分な大物であり、どちらも威厳のある演技で「さすがだな~」と思わせてくれました。
③戦うプロ!ロンダ・ラウジー
今回の映画では、強い女性たちの活躍も見どころのひとつです!特に、ルナという女性キャラクターの登場シーンは、赤い短いドレスを着た彼女が、男たちを簡単に蹴散らす強さを見せつけます。
演じたロンダ・ラウジーは、アテネオリンピックで柔道に出場した経験もあるだけあって、プロレス技を駆使して敵を倒すシーンは見応えがあります!
④スペインの熱い男!アントニオ・バンデラス
ガルゴは、自分が「人殺ししかできない」と嘘をついてまで仕事を求める熱いスペイン人役でした。
彼の登場シーンは、見ているだけでテンションが上がるほど熱いものでした。彼が『マスク・オブ・ゾロ』(1998)とは違う役柄に挑戦し、幅広い演技力を見せました。
彼の名台詞には、「オレ、嫌われてるのかな!?」や「オレの人生、今最高!」などがあります。エクスペンタブルズの一員として、彼は良いムードメーカーであると同時に、チームの一員としての役割も果たしていました。
監督・キャスト紹介
監督・キャスト紹介
監督:パトリック・ヒューズ
キャスト:
バーニー・ロス(シルヴェスター・スタローン)
リー・クリスマス(ジェイソン・ステイサム)
ガンナー・ヤンセン(ドルフ・ラングレン)
ヘイル・シーザー(テリー・クルーズ)
トール・ロード(ランディ・クートゥア)
ドクター・デス(ドク)(ウェズリー・スナイプス)
ストーンバンクス(メル・ギブソン)
マックス・ドラマー(ハリソン・フォード)
マーズ(ビクター・オルティス)
ソーン(グレン・パウエル)
ルナ(ロンダ・ラウジー)
ジョン・スマイリー(ケラン・ラッツ)
ボナパルト(ケルシー・グラマー)
イン・ヤン(ジェット・リー)
トレンチ(アーノルド・シュワルツェネッガー)
以上が、「エクスペンダブルズ3」の伏線・疑問点についてでした。

エクスペンタブルズのリーダーであるバーニーは、仲間である囚人ドクを救うためにチームを率いて列車襲撃に出ました。
彼らは列車を激突させて基地を破壊し、武器商人のミンズを暗殺するためにソマリヤの港に向かいました。しかし、現れたミンズこそが、かつてバーニーが殺したと思われていた男、ストーンバンクスでした。
チームはストーンバンクスの登場に動揺し、敵に発見されてしまいます。
必死に車で逃げるものの、ストーンバンクスはヘリコプターで追跡し、メンバーのシーザーを狙撃し、爆弾を投下します。
結果、チームは海に避難せざるを得ず、皆ケガを負ってしまいます。そして、シーザーは重傷を負い、目が覚めるかどうか分からない状態に陥ってしまいました。
依頼主であるCIAのドラマーは再び、ストーンバンクスの生け捕りを命じる。しかし、バーニーは仲間を再び危険にさらせないと思い、チームに解散を言い渡して昔の友人ボナパルトに会いに行く。
ボナパルトの紹介で、ハイテク機器を駆使するソーン、用心棒のルナ、射撃のプロのマーズ、そして元海兵隊の特殊部隊のジョンが加わった新しい4人とトレンチも、ストーンバンクスを捕まえるために出発する。
取引現場の建物に到着したメンバーたちは奇襲をかけて、ストーンバンクスを捕獲することに成功する。
彼は護送中に、かつてはエクスペンタブルズの一員であり、政府に見限られたと話す。しかし、腕時計のGPSを追って敵に襲撃され、車は橋の上で横転し、バーニーは川に投げ出され、チームメンバーは捕らわれてしまった。
バーニーは無事トレンチと合流し、ストーンバンクスからの伝言を聞きます。ストーンバンクスは、若者たちを48時間以内に救えなければ殺すと脅迫してきたのです。
バーニーは一人でストーンバンクスの元へ向かうことを決意し、身支度を整えると、ガルゴが現れます。彼は前にチームに入れてもらえなかったが、一緒に行くことを願い出たのです。
バーニーは諦めて、ガルゴと共に飛行機を出発させます。しかし、その時クリスマス達が現れ、再びチームが結成されました。彼らは、命がけの作戦に参加するために付いてきたのです。彼らはアフガニスタンに向かいます。
建物が廃墟になった場所で、仲間を救助しようとすると、C4が設置されていることが判明します。ソーンが妨害電波を使って爆発を防止します。
多くの敵軍が現れ、チームはそれぞれ銃撃戦を繰り広げますが、ピンチに陥ります。そこで、ドラマー達がヘリコプターで助けに来たため、チームは屋上に上がります。
バーニーはストーンバンクスと戦い、激しい戦いの末、勝利します。しかし、C4が起動したため、建物は崩れ始めます。しかし、チームはギリギリでヘリコプターに飛び乗ることができました。
チーム全員が生還し、シーザーも戻ってきたため、勝利と快気祝いを祝います。物語は、打ち上げをして終わりました。