「メカニック：ワールドミッション」は、2016年に公開されたアクション映画です。
物語は、暗殺者のビショップが事故に見せかけた暗殺を再び行うところから始まります。主演のジェイソン・ステイサムが、緻密な計画を立てて戦う姿が見どころのひとつ。銃器や拳を駆使しての派手なアクションも見逃せません！
「メカニック：ワールドミッション」の伏線・考察・見どころについて解説します。
今回紹介するのは下記の「５つ」。
- アクションとステイサム！
- ストーリーや登場人物の魅力
- 綿密な計画と仕掛け
①アクションとステイサム！
ジェイソン・ステイサムが主演を務め、容赦なく敵を蹴散らすビショプが女暗殺者と戦い、ハングライダーで飛行し、海中を自在に移動する機器を使用するアクション映画『メカニック：ワールドミッション』。
今作は海や船をメインに展開され、ビショップが脱いで泳ぎ、奇襲を仕掛けるシーンも見どころの一つです。
彼は静かにサイレンサー付きの銃で敵を暗殺し、素早い動きでハンドガンを使用するなど、派手なアクションも見せます。また、刑務所では見事なナイフさばきで敵を瞬時に殺すシーンも印象的です。ビショップ役のジェイソン・ステイサムのかっこよさも光ります。
②ストーリーや登場人物の魅力
ビショップは、恋人のフリをしてクレインの手下を欺くためにジーナと共に過ごしました。しかし、共に夜を過ごすうちにビショップにとってジーナは大切な存在となっていきました。
また、クレインとビショップは子供時代に施設で一緒だった過去があることが明かされ、クレインの復讐心が燃え上がりますが、ビショップは冷淡な態度でそれを一蹴します。
このような人間関係も含まれたストーリーの中で、トミー・リー・ジョーンズがマックス役として堂々とした「武器商人」として登場します。彼は大きなサングラスと着飾った衣装で物怖じしない姿勢で、ジェイソン・ステイサムとのクールな競演を披露しました。
③綿密な計画と仕掛け
ビショップは、緻密な計画を得意とする一方で、高層ビルの下見ではヘリコプターを使用して、建物や内部の図面をスケッチするなど、繊細な一面も持っていました。
さらに、刑務所での暗殺の際には、持ち込みが許可されたタバコとガムにそれぞれ仕掛けを施し、逃亡時には壁を壊すために使用するなど、器用さも兼ね備えていました。
彼の知的な様子には魅了されます。同時に、派手な仕掛けにも長けていた彼は、クレインの手下に潜水艦の停泊場で狙われた際には、人が通過した際に自動で撃ち殺すような罠を設置し、ドアノブに手榴弾を仕掛けて敵を吹き飛ばす芸当も見せました。彼の創造力と技能には驚かされました。
以上が、「メカニック：ワールドミッション」の伏線・疑問点についてでした。
ビショップはブラジルで名前を変え、自由な生活を送っていましたが、謎の女に命を狙われていました。そこで、彼女がクレインの仕業ではないかと考え、タイ南部のペリ島で出会ったジーナを助けることにしました。
しかし、彼女が保護施設で働く職員が殺されて脅されていると訴えたことから、ビショップは彼女を救うためにクレインの要求する3人を暗殺することに同意しました。
最初にターゲットとなるのは、刑務所に収監されているクリルでした。ビショップは、指名手配中のバスマンになりすまして、地元の警察を煽り、刑務所に入り込みました。
クリルを狙う暗殺者を始末し、クリルの命を救ったことで、信用を得ました。ビショップは、クリルの側近がいる中、一対一で食事をするチャンスを見つけ、彼を気絶させ、毒を飲ませて殺害しました。
彼の料理用の調味料などを使用して、事故に見せかけました。ビショップは、刑務所の周りの高い壁に爆弾を取り付け、破壊し、真下の海へダイブし、発信機を使ってクレインの仲間に救助されました。
次のターゲットは、シドニーの高層ビルの最上階にある天空プールを所有するエイドリアン・クックでした。ビショップは事前に下の階の鍵を複製し、それを使って外壁に取りついてプールの下に潜入しました。
プールには定期的にクックが泳ぎに訪れていることがわかっていたため、ビショップはプールの底に小型の爆弾を設置しました。爆弾を起動させ、クックが泳いでいる最中に爆発させることで、ガラスの外壁にヒビを入れてしまいました。そして、ガラスが割れてクックは落下し、命を落としてしまったのです。
第三の標的は武器商人のマックス・アダムスであった。彼の拠点は厳重に警備されていたため、ビショップは医療用ヘリコプターを利用して潜入する計画を立てた。
遠くから屋上を警備していた男を狙撃し、緊急時に出動するヘリコプターに紛れて彼は成功裏にマックスのもとにたどり着いた。そして、ビショップは「死を偽装してクレインを欺く」という作戦を提案した。
この作戦により、武器商人である3人を殺害することでクレインを独占市場から排除し、逆に彼を始末することができる。マックスはこの提案に賛同し、自身が所有する潜水艦の停泊場所で爆発を起こし、船を沈めたように見せかけた。しかし、クレインはビショップを用済みとみなし、手下を送り込んで始末させようとした。
しかし、ビショップは手下たちを返り討ちにし、ジーナを救出して船から脱出した。その後、クレインは船を爆破し、ビショップは船内のアンカー収納室に隠れて難を逃れた。そして、ビショップはジーナのもとへと戻り、無事であったことに彼女は喜んだ。
